考えるブログ🦋

アメリカにいる大学生が日々考えたことを忘れないように書き留めているブログです。お手柔らかに。

考え方と休息のとり方 vol.0.1

皆さんは、いっぱい寝たのに疲れがとれない..という経験をしたことはありますか?

たくさん寝て十分な休息を取ったはずなのになぜまだ疲れているのか...とモヤモヤしてしまいますよね。

 

その原因は、疲れに合った休息がとれていないからかもしれません。

実は、休息には7種類あり、それぞれの疲れに合わせて休息方法を変える必要があります。

 

今回は、アメリカのカウンセリングセンターで学んだ、7種類の休息方法を紹介します。

(出典)

ideas.ted.com

まずは、一日で①-⑦のどの部分を一番使ったかふり返り、考えてみましょう。

そして、バッテリーが減った部分を重点的に充電するようなイメージです。

 

① mental rest(心的休息)

時間に追われて急いでいる時、心のバッテリーは少しずつ減っていっています。

毎日何かに急いでいて、イライラしてしまう、そしてそのイライラのせいで仕事に集中できないということがありませんか?

いくらたくさんのコーヒーを飲んでも頭がシャキっとせず、集中できないとき、心的休息が必要かもしれません。

 

そんな時は…

・ダウンタイムを設ける

→ 2時間仕事や勉強をするたびに、必ず一度心を落ちつかせる時間をとる

→一度今やっている仕事や勉強をやめてみる(短時間で大丈夫!)

 

・リラックスした状態で、頭の中にある考えを全てノートに書き出してみる

 

② spiritual rest(精神的休息)

Spiritual restは、心(mental)と身体(physical)をつなぐ架け橋のような役割を果たします。身体は元気なのに心が追い付かないなど身体と心がうまく相互的に作用できない時は、Spiritual restが必要です。

 

・希望について考えてみる

・ポジティブシンキングを意識してみる

・知らないことに興味を持ってみる

・歌う

・人生において物質的ではない側面を意識してみる

・1日を振り返る時間を持つ

・自然にふれる

 

③ emotional rest(感情的休息)

色々な人の顔色を窺って気を遣いすぎて疲れることが、日本では特に多いように感じます。

感情的に疲れすぎると、しんどい時や助けが欲しい時に素直にしんどい事を伝えられなくなります。

気を遣うことがあまりにも習慣的になりすぎている場合は、感情的休息が必要です。

 

・大切な人と連絡を取る

・自分にご褒美をあげる

・笑える動画や本を見つける

・自分が快適に過ごせる活動をする

・自分の感情を見つめ直し、自分自身の感情を許してみる

 

④ social rest(社会的休息)

③感情的休息と似ていて、仕事場や学校などの人間関係に疲れた時。

そんな時は、、、

・誰かがあなたのためにしたことを許してみる

・親戚に会いに行く

・心の中の恐れ.希望、秘密を思いきって信頼している人に話してみる

・長い間連絡を取っていなかった知り合いや友達に連絡してみる

・助けを求めてみる

 

⑤ sensory rest(感覚的休息)

一日中まぶしい光や、パソコンのライト、騒がしいオフィスなどに囲まれて疲れてしまうということもありますよね。

一度にたくさんの話を整理しなくてはいけないなども感覚が疲れてしまう原因の1つです。

 

そんな時に...

・1分間、目を閉じてみる

・1日の終わりに、デジタルデトックスをする

→寝る前にスマホやパソコンを見ないようにするなど。

 

⑥ creative rest(創造力の休息)

たくさんの問題を解決した後、またはたくさんのアイデアを出さなければならなかった後には創造力の休息が必要です。

創造力の休息を取ることで、またフレッシュなアイデアや問題解決能力を取り戻すことができます。

 

・自然に触れる

→動物に触れたり、海や川、滝などを見に行く、植物に触れる

山に登ってみるなど

・アートに触れる

→美術館に行くなど

 

⑦ physical rest(身体的休息)

身体が過度の運動や仕事によって疲れているときに良い休息です。

受動的休息と、能動的な休息があります。

受動的休息は、十分な睡眠や、短時間のお昼寝など

能動的休息は、ヨガやストレッチ、マッサージなど体を動かす休息方法です。

 

メンタルヘルスのボランティアで学んだ休息法は、

・空腹のときは、十分な量の食事をとり、空腹ではない時は食べない。

・必要な場合はためらわずに病院に行く

・病気の時は、仕事や勉強をしない

・十分な睡眠をとり、睡眠習慣に従う

 

 

休息は、この世の中で最も安全で健康的な療養の1つです。

しかし、疲れがとれなくてどうしたらいいか分からないという方も多くいるのではないでしょうか。そんな方々の少しでも助けになれたら幸いです。